>> アーティストコラム / 藤井弾正忠忠相コラム / from n.e.r.o. / update:2008.5.10 sat
■藤井弾正忠忠相 Column Vo.1 /2008.5.10.sat
TITLE
>> 音楽について
こんにちは。 n.e.r.o.藤井弾正忠忠相です。
この度はINDIES STAGE第一弾アーティストコラムニストとして選ばれたことを、 大変光栄に思います。
これは【音楽をやる】ということを真摯に考え、何を成すべきか/何を成さぬべき か、音楽家とはどうあるべきかという点を常に意識し続けた結果が評価していた だけたのだ、と感じています。本当に感謝しております。
話は変わって、ここを見てくれている人は恐らく音楽をやっているorプロを目指 すといった具合の人なのでしょう。
あなたにとって音楽とはどういったものですか?
もし、好きなこと・楽しむものといった答えしか出てこないのであれば、これを 人前でやるべきではありません。食っていきたいなんて言語道断です。
今すぐ辞めましょう。 「何言ってんだよ!?音を楽しむと書いて音楽だろ??」との声もありそうです が、さにあらず。
それはリスナーのみに許された特権なのです。我々はその様な根性でいけません。何故やるのか?何をやるのか?やってどうしたいのか?その結果どうなりたいの か? という事を常に考え歩き続ける必要があります。 「自分は他の人とは違う!自分だけにしかないものがあるんだ!!」 と思うのは大いに結構。 具体的に行動、結果、成果で示しましょう。 …というのが我がn.e.r.o.の根本的な考え方です。
昨今の世の乱れは甚だしく、個々には言いようの無い怒りとも悲しみとも言えな い鬱屈し抑圧された感情が充満し、小さなしかし強烈な感情の爆発が世界各地で
起きています。
私はこの世相を大変悲しく苦しく思います。これは歴史を紐解いていくと、大きな破壊の前に必ず来る末期的症状なのです。
私の周辺にも常にそれは起きています。簡単にキレて自分を見失い、殻に閉じこもるか人に当り散らし、暴力へ行き着く 。挙句の果てに、簡単に人を見捨てる。 何故そんなことになるのか??と突き詰めた結果、行き着いたのが上記のような ことなのです。
中途半端に人間やるな…と。 それが嫌ならすぐにでも人間辞めてしまえばいいのです。
だが、せめて自分の目の届く範囲でそんなことがあって欲しくはありません。
自分が行動することで少しでも「在るべき姿」に気が付く人が増えることを願っ ています。別に人道者めいた事を説いている訳ではありません。n.e.r.o.として「当たり前」のことなんだから。
それを貫くことが「表現者」の姿だと信じるから。
…と初回から思いっきりヘヴィメンタルな話題になったから、次回は何か楽しい ことを書こうと思います。
くれぐれも時間を無駄に過ごさず、目の前にある何かを大切にしてください。
ではまた次回お会いしましょう。
藤井弾正忠忠相 / n.e.r.o. |
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Profile
Name / 藤井弾正忠忠相
From / n.e.r.o.
Genre / Metal
Label / - |
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Last scene |
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Ashamed chains |
独自の感性と独特の個性を持つ「n.e.r.o.」のリーダーである彼。その独自のセンスから生まれる「n.e.r.o.」の楽曲はリアリティーのあるメタル。また彼はリーダーとして素晴らしい才能を発揮し、メンバーからの信頼も厚い。その彼が放つコラムは、やはり彼らしい世界が展開される。 |
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