[2008.5.1 - 2008.5.15]
>> スペシャルインタビュー / interview artist @ n.e.r.o.


■まず最初に聞くことなんですが、なぜバンドを?やっぱりかっこいいって言うのが理由だったり(笑)?

(弾正)
「何かによって大きく感動すると頭の中に音が鳴って、ムラムラと曲を創りたくなるため。それにバンドの皆が好きだから。生きるため。生活の為という事ではなく、自分が人間として生きている証を建てるため。音楽しか出来ないから。」

(匡)
「きっかけとしては高校の時、友達と話が盛り上がって勢いでバンド結成。家にドラムセットがあったので自然にパートが決まりました。」

(佐渡)
「うーん。最初にバンドをはじめた理由ってことですかね?目立ちたかったからです。そんな記憶があります。」

(未来)
「この先ずっと音楽をやっていきたいと考えた時、今まで経験がなかった“バンド”という形でやってみたかったから。」

■あこがれているアーティストっていますか?それはどうして?

(弾正)
@織田信長
「自らの生命に明確な目的意識と鮮明な世界観を持ち、その実現に向け絶え間ない努力と激烈且つ緻密に計算された行動を以って、地上というカンバスに自らが望む社会を創り上げ、中世日本を破壊し近代国家としての礎を築いたから」

A浜崎あゆみ
「無常観を背景に言霊の法と美しい日本語を駆使し、進化し続ける唯一の現代人だから」

BDave Mustain
「天才と狂気の体現者で、変体リフを弾きながら変な歌を歌うデュアルコア頭脳が素晴らしいから」

CDeen Castronovo
「世界で一番へヴィ且つ繊細な剛音ドラムを叩くから」

DJames Hetfield
「血も涙も無い妙に冷めた音で強靭な演奏するから」

ERob Halford
「誕生から約半世紀。最初から現在まで一貫した唯一無比の個性を貫いているから」

FYngwie Malmsteen
「世界で一番攻撃的なギターリフとベースを弾くから」

GAlex Webster
「人間としての心を失ったような尋常あらざる奏法で演奏するから」

HBill Steer
「初期Carcass時代の彼のフレーズは内臓大爆破で蟲が群がる腐敗死体イメージがほとばしっているから」

(匡)
「Deen Castronovo。体・心の内面から出る音が凄まじい!自分が理想としている本物のへヴィーです。」

(佐渡)
「あこがれている・・・ですか。うーん。好きなアーティストはいるけど、今知っている中に、自分が憧れるアーティストが残念ながらいないです。鋭意探索中ですwあこがれているに近いものがあるとすればthe between the buried and me.、Metallicaですね。楽曲センスが秀逸でとても好きです。」

(未来)
「Amy Lee(EVANESCENCE)。初めて歌声を聴いたとき、感動したからです。」

■バンドをやっていて良かったと思うことってあった?

(弾正)
「自分の表現したい風景やイメージが、演奏することで自分の脳裏に再現されたとき。日本国外からメールや何かが届いたとき。先日の自主企画「The Last Tylant Ver.2」に出演してくれたバンド連中と出会えたこと。皆の演奏がバシッと決まったとき。」

(匡)
「n.e.r.o.のメンバーに出会えた事ですね。本物の音楽というものに巡り合いました。」

(佐渡)
「人と密に関われるようになったこと、協力して音楽を作り上げる喜びを知れたことはバンドをやってなかったら味わえなかったと思うので、凄く良かったです。」

(未来)
「自分の欠点に気付けた事。」

■メンバーの中で、コイツ凄い!と思った人とかっていますか?
(弾正)
「全員。凄くない人とはやらない。」

(匡)
「全員凄い!!藤井弾正忠忠相は音楽・その他の色々な事において人生の師匠であり、後藤佐渡守研哉は作曲・デザインなどに関してのセンスの塊であり、葛西未来は素晴らしい歌詞を書き命を削って唄を唄う。最高のバンドです。」

(佐渡)
「弾正殿です。オレが知る中で一番、音楽に対し真面目で、尚且つ楽 しんでいて、突き詰めることができる。 しかも他人に対しても優しい人です。テラヤバス!」

(未来)
「あたし以外のメンバー!!」

■私もn.e.r.o.の公式サイトで、歌を聴きましたが、これはお勧めっていう曲は?

(弾正)
「全部。逆にお勧めできない曲は創れないし、演奏しない。」

(匡)
「n.e.r.o.の楽曲は全てがお勧めです。が、やはり敢えて言うならLast sceneですね。」

(佐渡)
「どれもお勧めなのですが、Last sceneは名曲であります。」

(未来)
「どの曲もオススメですが、Last sceneですね。」


■その曲に対してどんな思い入れや、思い出があるの?

(弾正)
「無常観。生あるものはいつか必ず死に、形あるものはいつか必ず滅びる。人の世が続く限り、優れた芸術作品は必ず後世まで生き残り永遠の命を手に入れる。という思い入れ。」

(匡)
「藤井弾正忠忠相が武田勝頼最期の地での思いを描いた曲なのですが、実際にその地にメンバー全員で行き、自分でもはっきり情景を想像出来、より感情を込められるようになりました。」

(佐渡)
「この曲は御屋形が武田勝頼を思い、創った曲なのですが、そのイメージを共有するためにその武田勝頼の最期の地へメンバー全員でボロウニー・ネロ号(機材車)に乗って行ったのです。それゆえにn.e.r.o.の曲の中でも特に感情移入しやすい曲です。」

(未来)
「メンバー全員でこの曲の舞台となった地へ行った時は、Last sceneという曲をより豊かに想像する事ができました。」


■もちろんバンドをやっている以上、夢はあると思います。その夢、自分スタイルで語っちゃってください。

(弾正)
「証を刻むが為に想いを顕し、万物の先駆と成りて魁と為す、其の気迫は四海を奮い立たせ、其の輝きは天に隠るること無し、我が意思は時代を総攬し、五常を以って三界に名を留めんと欲す」

(匡)
「何十万人という群衆の前でライブ!!」

(佐渡)
「勿論、夢は10万の観衆の前でやることです。また職種問わず高い志 を持った人を集めて、長屋を作って雑居したい! 毎晩夢を語り合い、議論できたら絶対良いですよね!」

(未来)
「人を感動させること。」


■最後に、インディーズ・ステージを見ているファンの方へメッセージを!もちろん告知もあり!

(弾正)
「この先、どんな人にn.e.r.o.を通じて会えるのかとても楽しみです。求む異能の士!!我等と共に地上に新たな出来事を起こしましょう。」

(匡)
「是非ライブを観に来てください。今まで経験した事のない衝撃・感動をお約束します!」

(佐渡)
「重低音だけがメタルじゃありません。本物の重い音、真のメタルを是非n.e.r.o.を通して感じてください。」

(未来)
「興味のある方は是非ライブにお越しください。お待ちしてます♪」


n.e.r.o.
Metal / Saitama / Label : -
Last scene
Ashamed chains
独自のセンスと創造力で生み出される「n.e.r.o.」の楽曲。現在は4ピースで、精力的に活動をしている。ヴォーカルの葛西未来の声は迫力ある声質に加え、クリアな音域も持ち合わせている。埼玉・東京を中心に活動中の彼らは、コンスタントにライブも行い、今尚成長を・・・いや・・・進化し続けている。




・2008 / 4 / 12 / sat
@ 新松戸 FIREBIRD / open 18:00 / \ 1,500
・2008 / 4 / 26 / sat
@ 四谷Outbreak / open 18:00 / \ 1,500